ズボラ人生を楽しみたい!

アラフォーワーママのコトが、職場のことや子育て、自分の悩みなどについて書いていきます。

夜尿症治療のための、アラーム選び

こんにちは。コト(@kotoankey)です。

前回、日中のお薬のお話と夜尿症もお薬の治療を開始したことをお話しました。

 

前回のお話はこちら。

www.kotoankey.com

  

【目次】

 

 

夜のおしっこは薬で改善されたのか?

夜、おしっこを溜めておけるようにする薬を飲み始めて2か月。

朝起きて次女が脱いだ紙パンツを手に取って、おしっこの量に変化があるか確かめていました。

 

毎日おねしょはありました。

心なしか、量が減っているようないないような……?

そんな曖昧な感じで、目に見えての変化はハッキリとは感じられませんでした。

 

「先生が出してくれた薬でも治らないのかな……?」

とちょっと不安になったりしました。

それでも先生曰く、「治るまでには個人差がある」ということで、もう少しおくすりを続けていくことに。

 

おねしょアラームの存在を知る

夜尿症のお薬を飲み始めて数か月。

2018年の9月のじん臓クリニックで、またいつものやりとり。

先生「どんなかんじですか?」

私「あんまり変わらない気がします」

 

診察に来るたびにこんなやり取りをしていました。

これ、毎回こんな調子で同じ薬出され続けるのかな……?

本当に治るのかな……?

そんな風に思っていました。

 

先生「おねしょアラームっていうのがあるんですよ」

 

私の疑問を感じ取ったのかどうかはわからないけど、先生からおねしょアラームという言葉を初めて聞きました。

 

おねしょアラーム?

なんじゃそりゃ?

アラームっていうくらいだから、おねしょしたら鳴るっていう、めっちゃわかりやすい仕組み?

 

おねしょアラームってどんなもの?

先生の口から初めて聞いた「おねしょアラーム」。

一体どんなものなんでしょう?

 

簡単に言うと、おねしょしたら、その水分にセンサーが反応してアラーム音が鳴るというもの。

 

アラームが鳴ったら子供を起こして、おしっこが出たことを伝えます。

これを続けることで「おしっこをためなくちゃ」と意識できるようになり、睡眠中におしっこが出そうになったら起きることができるようになっていきます。

 

睡眠中の膀胱量を増やすようにするトレーニングで、1982年に初めて論文で発表され、それ以降は世界中で使用されている療法です。日本では2004年に発売が開始しています。

 

今まで飲んていた薬は膀胱などに直接はたらきかけて治療するものでした。

アラームもそんな仕組みなのかと思っていて、一体音を鳴らしてどうやって夜尿症を治すんだ…?と不思議に思っていました。

子供本人の意識にはたらきかけるとは、思いつきませんでしたね。

 

先生曰く、「アラームを使った子は、高確率でよくなっています」と。

 

先生はそう言うけど、なんだか信じられない。

おねしょしたら起こす、を繰り返すだけで、本当に治るのか?10年間ほぼ毎日おねしょしていた子が、そんなので治るのか?と。

 

でもまあ……先生が言うならそうなんだろう…と。

信じがたいけど、今は治る方法があるならなんでも試したい気持ちもある。

 

次女はもうすぐ5年生。

学校では宿泊研修とか、6年生になったら修学旅行もある。

 

「宿泊研修……行かない」

なんて言っていた次女。おねしょは治らないと諦めの気持ちでいた様子。

不憫でたまらん……。

 

次女のおねしょが治るなら試したい!

先生からは、「試すのはいいことだと思います。だけど夜中に起きる事になるから寝不足の心配もあるので、お子さん本人ともちゃんと話して決めてください」と言われました。

 

おねしょアラーム、試すことにしました

さっそく次女とおねしょアラームについて話し合いました。

おねしょアラームのことを詳しく説明して、

 

私「どうしたい?使うのは、ほの(次女の呼び名です!)だからよく考えてごらん」

次女「うーん……」

 

次女は夜中起きることができるか不安なのか、迷っている様子。

 

私「おねえさんパンツ(みんなが普段穿いている布製のパンツです)穿いたほうがスッキリしていいんじゃない?」

次女「でも……おねしょするよりだったらお姫さまパンツ(オヤスミマン女の子verがプリンセス柄なので)穿いてたほうが安心する」

 

 おや?

これは……内心治したいって思ってる……?

 

次女の本音を引き出せるか?私!

 

私「おねしょは、したくないんだよね?」

次女「うん」

私「治したい気持ちがあるなら試してみたら?すぐには治らないけど、何か変わってくるかもよ?」

次女「……やる」

 

こんなやりとりがあって、次女、おねしょアラームを試すことになりました。

 

見た目は6歳の長男と変わらないけど、心は多感な時期に差し掛かる10歳。

やはりおねしょには恥ずかしさもあるみたいで、治したい気持ちは強かったようです。

 

 おねしょアラーム選び

おねしょアラームを試すと決めてすぐ、ネットで検索しました。

病院ではアラームの存在は教えてもらったけど、使うとなったらあとは自分たちで購入しないといけないということで…。

 

数ある中から、ピスコールに決めました

検索すると何種類かのおねしょアラームが表示されました。

日本製のものもあれば、外国製のものも。

私が選んだのは、アワジテックさんのピスコールというアラーム。 

こちらは岡山大学病院泌尿器科との共同開発製品です。


おねしょアラーム『ピスコール』(パッド30枚セット) - おねしょの治療や改善に ★夜尿症専門医療機関の認定推奨製品★
 

 ※こちらのページでは、パッドの選択肢がM200サイズのみとなっています。他のサイズが欲しい場合は、ピスコールの専用ページをご覧下さい(^ ^)

 

決め手は無線だということ。

他の製品はセンサーと受信機が80cmほどのコードでつながれていました。

次女は寝相がとても悪いので、コード付きはいろんな心配がありました。

 

・寝相が悪くてセンサーが外れそう

・髪の毛や腕、下手すりゃ首に絡まったりしない?

・使い続けるうちに断線しそうで怖い

 

などなど。

 

ピスコールはセンサーと受信機が無線でつながるので、上記のような心配はいらないと思いました。

他社製品でも無線のアラームを見つけたけど、「重い」「大きくて気になる」などの口コミを見たのでやめました。

 

それと、ピスコールには電極のついた専用のパッドが付いてきます。

そのぶん他社より値段は高めですが、他社のアラームは「下着の中にセンサーを忍ばせる」とか「おねしょで濡れそうな部分をセンサークリップで挟む」といったもので、大量におねしょした時以外は反応しないんじゃないの?という不安もありました。

 

しかもこのやり方だと布団も濡れる可能性大……。

 

紙パンツを穿かせてアラームを使用した方もいるようですが、私はより正確に感知してくれると思ったのでピスコールに決めました。

それに、夜尿症専門医療機関の認定推奨製品というところも安心して使えると思いました。

受信機には乾電池式と充電式がある

センサー(発信機)と受信機があり、受信機が2つのタイプから選べました。

 

・電池交換式

単四電池3本使用。我が家に届いたアラームに同封されていた説明書には、『乾電池タイプの受信機は1週間前後で電池交換が必要』と書いています。

そんなに頻繁に電池交換しなきゃいけないなんて、コスパ悪すぎ!と思ったのが率直な感想です(^_^;)

 

・充電式

こちらの受信機は、Androidスマートフォンの充電器(micro-B)で充電が可能なタイプです。

我が家にもmicro-Bの充電器があるので、充電式の受信機を選びました。

※type-Cの充電器では充電できません

 

充電式の受信機を選ぶと、アダプタ付きかアダプタ無しのセットを選べます。

micro-Bの充電器がある場合は、アダプタ無しでいいと思います(^^)

 

センサーの電池はコイン電池で、6か月は交換不要とのことです。

アラーム治療の目安が3か月なので、センサーの電池交換は基本的に必要無いと思います(^^)交換しなくていいのは楽チンですね。

 

パッドも体型や尿量で種類を選べる

 専用パッドは4種類から選べます。

 

・M200(3~5ccで感知。パッドの吸収量120~200cc)※少量感知タイプ

・M    (30~40ccで感知。吸収量の目安300cc)

※Mサイズの体重の目安は約40kgまでです

 

・L200(5~10ccで感知。吸収量200cc)※少量感知タイプ

・L(40~50ccで感知。吸収量400cc)

※Lサイズの体重の目安は約40kg以上です。

 

Mサイズの外寸は210mm×420mm

Lサイズの外寸は210mm×490mm

 

次女は検査入院中の尿量チェックで1回の尿量が100cc前後だったので、Mサイズにしました。それに小柄で10歳なのに6歳くらいの大きさしかありません。Lサイズでは大きいだろう、というのも、Mサイズにした理由です。

 

アラームの種類はいろいろ。選び方も自由

 我が家では今回、値段では一番高いピスコールにしました。

無線であること、専用パッドがついてくるという安心感などから選びましたが、「無線でなくてもいい」「紙パンツで代用できるならそっちがいい」という人は、他社製品を試してみるのもいいかと思います。

 

次回は実際にピスコールを使ったアラーム療法について書きたいと思います。

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